【自作エフェクター】ESP32でディジタルエフェクターをつくる その1

電子工作

パーツ選定

アナログのエフェクターも魅力的なのですが、ディジタルなら信号を直接ソフトウェアで弄れるので、面白いエフェクターが作れそうです。

それこそ、ディストーションやリバーブなどを一つの関数にしてしまえば、マルチエフェクターも作れそう。

思い立ったらまずは、作ってみるをコンセプトにまずは部品集めです。

マイコン

なにはともあれ、マイコンがないと話にならない。

選択肢としては、arduino UNO R4 とか ESP32のどちらかにしようと思い、いろいろ調べると、ESP32にはI2S(Inter-IC Sound)と呼ばれる、デジタル音声データ用のシリアル通信があるみたいです。これは使えそう。

もともと、ESP32には、ADCもDACも搭載してますが、オーディオ帯域(CDは44.1kHz)を扱うにはサンプリング周期が不足していそう。ADCが最大6kHzで、DACが1MHzのようです。

別のラインナップだと、ADC 1MHzもありそうですが、今回はI2Sとやらを使うということもあり、ADCもDACも外付けで検討します。

マイコンは、以前、自作ラジコン用として購入したESP-WROOM-32の2個入りのうち、もう1個を使うことにします。

外付けADC

TIのホームページから、”オーディオADC”を選択して、製品検索をします。

以下の条件でフィルタを掛けて製品を絞りました。

 ”ADCチャンネル数 2ch & アナログ入力 2ch & インターフェースはI2S & サンプリング周波数 48kHzから192kHz”

オーディオ ADC 製品選択 | TI.com
TI の オーディオ ADC デバイス・ファミリから選択。オーディオ ADC のパラメータ、データシート、および設計リソース。

この中から、AMAZONや楽天などでも入手できるものということで、PCM1808を選択しました。

外付けDAC

TIのホームページから、”オーディオ DAC”を選択して、製品検索をします。

以下の条件でフィルタを掛けて製品を絞りました。

 ”DACチャンネル数 2ch & アナログ出力 2ch & インターフェースはI2S

オーディオ DAC 製品選択 | TI.com
TI の オーディオ DAC デバイス・ファミリから選択。オーディオ DAC のパラメータ、データシート、および設計リソース。

でも、出てきたDACをアマゾン、楽天で検索してもヒットしない。

代わりによく出てくるのが、PCM5102。

DAC 2chで出力も2ch、分解能32ビット、サンプリング周波数は最大384kHzなので、スペック的に十分な感じです。

これは、I2Sをフィルタ条件に入れると出てこないけど、データシートを見ると、I2S対応っぽいですね。ということで、これを購入することにしました。

まとめ

さてさて、メインのパーツは決まったので、あとは、ギターやアンプとのインターフェースやら、プログラムの作成と、やることは盛りだくさん。。

続く

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