回路設計
それでは、具体的な回路設計に行きます。
回路設計と言っても、PCM1808(ADC)、ESP32(マイコンボード)、PCM5102(DAC)の信号を間違いなく繋いでいけば良いです。
各ボード間の信号の繋ぎは、以下の感じで行いました。

電源の5Vと3.3Vは、ESP32ボードからもらいます。
前々回のオペアンプなどの電源Vccも5Vです。電源周りは省略しますが、適宜ボードのそばに、パスコンとして0.1μF~1μFを実装します。
また、PCM5102ボードの裏面には、いくつか機能選択用のパッドがあり、HかLに半田ブリッジさせることで、機能を選択できるようになっています。
細かいことは、データシートを読むしかないですが、とりあえずFMTピンをL側(I2S)にするとこだけ抑えておけば大丈夫だと思います。

製作編
まずは、各ボードをユニバーサル基板と接続するために、ヘッダソケットを付けます。
パキパキ分割できるソケットを使うと、任意のピン数のソケットが作れるのでお勧めです。
今回は、40Pぐらいの長いものを、ニッパーで切り出して使ってます。

続いて、配線作業。(この後のプログラム作成でうまく動かず、何度も配線を変えたり苦心の跡が、、)

ボードを差して完成!!

とりあえず、何か箱に入れたいなと思い、部品取り用のジャンクとして買ったマイクアンプのケースを流用しました。
マイク入力部が、ギター信号の入力とエフェクターのアウトプットにちょうど良いです。

アウトプット端子の処理が中途半端ですが、とりあえずPCM5102に3.5mmプラグ用のメスコネクタがついているので、そこから信号を取り出して、変換プラグで6.5mmに変換してギターアンプにつなぎます。
ハード製作はここまで。次回はソフト制作です。
続く。
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